ちょっとした発見
「いいかんげん」って?


よく聞く「いいかげん」について考えたこと。
● 「もういいかげんにしてよ。」
● 「お前のやることはいいかげんだなぁ」

この二つの「いいかげん」は音は同じだが、意味は違う。

「いいかげん」の“いい”は「良い」という意味にもとれる。
この場合「いいかげん」は「よい加減」という意味になる。
しかし、普通「いいかげん」は良くない意味を表す時に使うよなぁ...。



・・・ということで、辞書で調べてみた。
それによると「いいかげん」とは次のようなことを指すらしい。
 01:よい程合い。適当。ほどほど。
 02:徹底せず、無責任なこと。
 03:相当、だいぶん、かなり。


・・・一応「良い」って意味でも使える言葉だったんですな。





・・・と、一段落したと思ったら、もうひとつ疑問が出てきた。
上記の“01”の文中に出てきた「適当」という言葉。
これは・・・?
適当に済ませて来い。」
「次の中から適当な言葉を選べ」
といった感じに使うものであるが...。


・・・ということで、これも辞書で調べてみた。
 01:ある状態や目的などに、ほどよく当てはまること。
 02:いいかげん。

あぁ、また「いいかげん」が出てきちまった。
まぁこの言葉も「良い」意味でも「悪い」意味でも使うことができるんだな。