Ⅰ. 下ごしらえ |
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1.言語バーを右クリックし「設定」を選択します。 |
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2.下記の画面が表示されるのでその中の「追加」を押します。 |
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3.「入力言語」の中から「中国語(中国)」を選択します。 |
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4.言語バーの部分にJPと記された部分が出現するのでそこをクリックし、「中国語(中国)」を選択します。 |
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5.言語バーの表示が下のように変化するはずです。 |
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6.MSPYのマークを押すと、「中国語(簡体字) - Microsoft PinYin 2002」というのが表示されます。
ちなみに、あるだけ選択しておくと左のようにたくさん表示されます。
でも、私が使えるのは「中国語(簡体字) - Microsoft PinYin 2002」だけ、他の入力システムは難しかった。 |
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Ⅱ. 文字入力 |
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※まず文字入力を始める前にフォントを文字化けなく表示させるために一番文字化けが少ない「MS UI Gothic」にセットしておきましょう。
(私はこの「MS UI Gothic」フォントが万能フォントだと思っていますが、他にもっと文字化けの少ないフォントがあったら教えていただけるとありがたい) |
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Ⅱ-1. 漢字 |
中国語入力モードで漢字を入力する際はあちらの発音をアルファベットで入力しそれらを漢字に変換していきます。ちと、大変か?
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この表示のままで漢字を打ち込みます。 |
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↑ 入力はピンインをアルファベットと数字で打ち込むことによって行います。
注音符号は簡体入力では使用しません。 |
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↑ ピンインを打ち込んだら「Enter」キー又は「スペースキー」を押して変換していきます。
単漢字だけでなく熟語も変換候補に登録されています。
変換候補の選択は数字キー又は「↑」と「↓」で行います。
「↑」で左に、「↓」で右に動きます。 |
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声調は打たなくても変換できます。(面倒くさいので私はいつも省略しています) |
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↑ 2回くらい同じ文を打つと機械が自動的に覚えてくれます。 |
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※ フォントの混在現象 |
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↑ 日本の標準字体(MS Pゴシック)では「发」「难」「风」「语」「鱼」「马」など、簡体文化圏特有の文字が表示できないと思うので、外国語を入力する際には万能フォントである「MS UI
Gothic」を選んでおくのが基本だと思いますが、この簡体文化圏特有の文字(簡体字)は「MS UI Gothic」を使っても明朝体とゴシック体が混じったような文になってしまいます。
そんな時は中国語用フォントの「SimHei」または「SimSun」フォントを使ってみるといい...。 |

↑フォントをゴシック体に統一できる。
※このような混在現象は上の例で言うと「发」「难」という日本では使わない"非"常用漢字が含まれている時に起こる現象です。
ゴシック体が日本で常用漢字のもの。
明朝体が日本では常用でないか、絶対に使われない漢字。
「SimHei」はすべてをゴシック体に統一、「SimSun」はすべてを明朝体に統一できます。
「BatangChe」フォントはすべてを明朝体に統一できますが、常用でない漢字は常用のものより一回り小さく表示されてしまうようです。
実はその他にも中国語対応のフォントってのはたくさんあります。
私の場合、金がかかるのがいやなので誰かあちらで無償のフリーフォントを作っている方はいらっしゃらないもんかと探してみたらよさそうなのがありました(ココをクリック、「不來恩」様の運営されている「重灌狂人」というページの自作フリーフォント紹介のとこへ飛びます)。 |
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Ⅱ-2. 句読点の入力 |
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句読点の入力方法は日本のと同じです。
文字を入力し終えたら日本版キーボードのと同じ、句読点に相当するキーを押します。
すると上のように選択候補が挙がります。
あとは目的の記号を選択し、「Enter」キーを押して完了。
句読点を入力するためには全角入力モードでなければならない。
全角と半角のモードについては下で。 |
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Ⅱ-3. アルファベットの入力 |

↓ 変化 ↓
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アルファベットを入力する際には「中」のマークを押して「英」の表示にする。
これでアルファベットの入力ができます。
アルファベットの配置は日本と同じ。ってかこれは万国共通か? |

↓ 変化 ↓
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三日月のマークは半角モードの意、基本的にはこれに設定されています。
三日月のマークの部分を押すと満月のマークの表示となります。
満月のマークは全角モードの意。 |
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←
←
←
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上の表示の時は「、」「。」のキーを押した時に「、」「。」と入力されるが、下の表示の時には「、」「。」のキーを押すと「,」「.」が入力される。
そのほかの記号にもちょっと違いがあった、詳しくは下で。 |
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Ⅱ-3. 記号類入力 |
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できるだけ簡単に言うと、
全角入力モードの時に「@」等の記号のキーを押すと変換候補のある記号が打ち込めます。
半角入力モードの時に「@」等の記号キーを押した場合、変換できません。そのまま確定されます。
日本版と中国版では記号類のキーボード配置も異なるのでこちらの表を参考にしてください。
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「*」マークを入力した際にちょっと気になったこと・・・
変換候補がどう見ても「火」にしか見えないのだが...。
「*」マークの入力方法:
全角でShiftと8を同時に押す。 |
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Ⅱ-4. Tool menu |
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「Tool menu」からいろいろ開いてみることにしましょう。 |
「User-defined phrase tool」 |
「User-defined phrase tool」を押すと、これまで何度も打って機械が自動的に覚えた文章が表示されます。
項目を選択すればピンインの変更や削除などの作業が行えます。 |
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↓ 各項目を押すとご覧のとおり。 |
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上から
・取り込み
・上書き保存
・書き出し
・終了 |
上から
・追加
・削除
・検索 |
上から
・ヘルプ
・バージョン情報 |
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「Soft keyboard」 |
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「Soft keyboard」を選択してみます。
更に1~Bまでの全12種の中から選びます。
この中から「Katakana」を選ぶことにします。 |
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↑ 「Katakana」のソフトキーボード。
この表示が出ている時にはキーボードで直接打ってもカタカナを入力できます。
打った文字はもちろん変換候補がひとつしかない。
ちょっとした疑問・・・
濁点・半濁点の文字がShiftキーを押さないと入力できないのはなんとなく理解できるが、通常サイズの「アイウエオ」もShiftキーを押さないと打てないのはおかしいんじゃないだろうか?
普通に考えて小文字のアイウエオよりの通常サイズの「アイウエオ」のほうが使用頻度が高いだろ。
それに小文字の「カ」「ケ」専用のキーがあるものおかしいだろ。使わんだろに。 |
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他の「Soft keyboard」一覧。 |
「Properties...」 |
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「Properties...」を押してみた。
プロパティね。
「Full pin yin」式(ピンインをすべて打ち込む)か「Double pin yin」式(ショートカットキーを使用)を使用するかの設定など。
他にはピンイン略式入力(「Double pin yin」式とは違う)の設定とかができる。 |
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「Customize Fuzzy Mapping」を押すとこんな画面が新たに出てくる。
略すピンインにチェックをつけてOKを押す。
「incomple input」が選択されている場合、「Customize Fuzzy Mapping」に挙がっている略式のうちすべての略式が有効になり、どれかひとつでも略式を制限したい(略さずに入力したい)場合は「Fizzy
input」を選択し「Customize Fuzzy Mapping」を開いて略すもののみを選択していく。そんな感じのようです。 |
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まずは「imput mode」を「Full pin yin」に、そして「incomplete input」と「Fuzzy input」のチェックをはずして打ってみます。
もちろんピンインは省略できません。 |
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次は「Full pin yin」はそのままに、「incomplete input」にチェックをして打ってみます。
必要最低限のピンインだけで文字が打てるようになります。
速く文章を打ちたい時にとても便利な機能。
その代わり、略なので選択候補は増えます。
Zhは「Zhi」のほかに「Zhan」「Zhang」「Zhen」「Zheng」「Zhong」「Zhu」「Zhui」「Zhe」「Zhao」などが、
Shは「Shi」のほかに「Shan」「Shang」「Shen」「Sheng」「Shu」「She」「Shao」等が候補として考えられるからです。
でも熟語の場合は変換候補の最初ほうに出てくるため探すのが楽です。
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別のショートカット方法
「imput mode」の「Double pin yin」にチェックをつけます。
キーボード配置は左のようになります。
例えば、「shuang」というピンインの場合、s,h,u,a,n,gと計6回分キーを押さなければならなかったものがこの機能を使用することによってそのピンインに相当するキーであるuとdの2つのみを押すだけで入力ができるようになる。
かなり便利だがこのキーボード配置を覚えなきゃならないのでちょいと面倒。
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例えば「更」を打つとき。
「Double Pin Yin」機能を使わないときはいちいち「g,e,n,g」と4回分キーを打たなければならなかったが、「Double Pin
Yin」機能を有効にすればそれに相当するキーである、「g」を2回押すだけでいい。 |
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